第24回(2021年)日本医療ガス学会学術大会・総会  
 
会長挨拶
 
会員の皆様におかれましては,平素より日本医療ガス学会に対しまして格別のご高配を賜り,心より御礼申し上げます。

 さてこの度,第24回日本医療ガス学会総会を,2021年(令和3年)10月30日(土)に,静岡県経済産業会館にて開催いたします。

本来であれば昨年度の秋に開催する予定でしたが、昨年初頭より始まりました新型コロナウィルス感染症の蔓延により、早々に学会の開催を中止とする判断をいたしました。年度も改まりましたが、まだまだ感染の爆発は続いており、ようやく広がり始めたワクチン接種でこの感染症が多少なりとも終息を見るのかは予断を許しませんが、現在は静岡市で現地開催すべく準備を進めている次第であります。静岡は東京から新幹線のひかりでちょうど1時間の距離にあり、そこから会場は少し歩きますが徳川家康公が晩年を過ごした駿府城のお堀の横を10分ちょっと歩くと会場に到着します。

開催テーマは「医療ガス最前線」とさせていただきました。21世紀を迎えてインターネットや交通網の整備がますます進み、世界は一気に身近になった感がありましたが、その一方で様々な格差の増大や気候変動に伴う異常気象、そして資源の確保に関連する国家間の敵対など、人類の未来に関わる大きな問題も浮上し、収縮する世界はかえって混沌としてきている感があります。そのような状況の中、日本もまさに大型台風に伴う豪雨や地震など災害に翻弄され、私どもの医療もまた今回のコロナ禍と合わせて資源の逼迫に悩み、増加する患者への対応に追われるなど様々な影響が出ています。そのような中ではございますがこの総会が医療におけるガスの重要性を再考する機会となり、その有効な活用や新たな使用について議論を深める場としたいと思います。

総会まであと4ヶ月であっても,コロナ禍がどのようになっているのかは全く見通せない状況でありますが,現地での開催を前提で少しプログラムに触れたいと存じます。

2011年から2020年の10年間は数々の災害に明け暮れた10年でありました。今回「災害に強い病院作り(仮)」と題しましたシンポジウムを企画しました。基調講演として日本大学工学部の後藤浩教授にご講演をいただいた上で実際に被災された2つの病院の方からどのようなことが起こったのか、そしてどのように対応したかをお話しいただき、皆様でどのようにあるべきかを議論したいと考えております。また特別講演には東京大学理学部の田近英一教授をお招きして地球の歴史と酸素の関わりについてご講演をいただき、また教育講演として医学におけるヘリウムについて浜松医科大学放射線診断学講座の五島聡教授、医学における水素ガスについて日本大学救急医学講座の鈴木昌教授にご講演をいただく予定としております。現在一般演題の応募も8月末まで行なっております。皆様のご参加を心からお待ちしております。

最後に、現地で開催ができますよう、最大限の努力を払って参りたいと思いますが、感染症の拡大状況によっては止むを得ずweb開催になる可能性があることをご了承いただきたいと存じます。協賛いただく企業の皆様にもご迷惑をかけないよう、鋭意努力して参る所存です。よろしくお願い申し上げます。


 本会会員の諸先生におかれましては,何卒ご支援,ご協力のほど,よろしくお願い申し上げます。




2021年6月20日

第24回日本医療ガス学会学術大会
会長 中島 芳樹
(浜松医科大学 医学部 麻酔・蘇生学講座)

 
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